私の大好きなアーティスト長井朋子さんの個展「木枯らしと、こんこ」が京都の小山登美夫ギャラリーで開催してますんで、オープニングに馳せ参じました。

ブログにいろいろ書くように仰せつかったので、まずは簡単にレポートを。


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17:30からのアーティストトークにまにあうように、新幹線にのりました。東京から2時間20分。ギャラリーは、京都駅のすぐそば。まさにクイックです。

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会場の入口には、壁に直接かかれた絵と、手書きのタイトル。今回は、「木枯らしと、こんこ」ということで、冬のイメージで作品をつくられたとのこと。とりあえず記念撮影です。

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17:30からアーティストトーク。
今回の作品の解説や、普段の制作の話など、30分ほどのトークでした。

この150号x2の超大作(今回の展示で一番大きい、横3mくらいある)は、クマさんがまさに冬眠に入るところをイメージして描かれたとのこと。

長井さんは、大きな絵を書くときでも「清書になってしまうとつまらないから」という理由で、下書きとなるようなドローイングを作成せず、キャンバスにどんどん描いていってしまうそうです。

さらに同時並行で10つくらいの作品を描いているそうです。絵具が乾くのも待てない!そうです。どんどん作品のイメージが湧いてくるんですね。

オープニングは東京から駆けつけたというお客さんもとても多く、たくさんの方でにぎわいました。

作品の人気はすさまじく、どんどん「sold」の赤いシールが。主要なものはほとんどが初日で売れてしまっておりました。完売。

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正面には、イギリスにいったときにヒントを得たというギャラリーの三角な屋根にあわせた展示。大小さまざまなペインティングがインスタレーション風にならんでます。

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新展開の刺繍もの。キノコとか刺繍になっていてかわいすぎる。
長井さんは自分のイメージを表現するのに最適なマテリアルを使うということで、インスタレーションや、立体物、刺繍、それからぬいぐるみ!なども、いろいろな表現をされてます。刺繍は今回はじめてのお披露目。いろいろな手法でどんどん長井ワールドが広がっていっている感じです。

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1Fにあった、立体もの。これなんかも、ドールハウス的な部屋のドローイングの世界がそのまんまほんとに立体になっちゃってます。2次元がまるごと立体に。これはすごい。

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鳥かごに、猫?の人形の立体作品。

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胸の部分がドールハウスになっちゃってる女の子。「劇場ハウス」というタイトルです。すばらしい!

1Fの展示はけっこうぶっとび系のものが多くてわくわくw

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隠れ家的な居酒屋で2次会。長井さんともいろいろお話させていただきました。真ん中が長井さんです。ちなみにこの服はご自分でつくられてもので、絵の中にでてくるクマさんがきているもののコスプレwだそうです。

非常にすばらしい展覧会です。一年のしめくくりに最高の気分ですね。
なお、展示は2月5日までやってるということなので、ぜひおこしやすー、ですね。 

<以下ギャラリーの紹介より転載>

長井朋子展「木枯らしと、こんこ」
2010年12月17日(金) - 2011年2月5日(土)
小山登美夫ギャラリー京都 TKGエディションズ京都

» 作品紹介

長井朋子の作品には、森や部屋などの背景に、熊や猫、馬などのたくさんの動物たち、幼い少女や架空の生きもの、色とりどりの木やキノコなどが、まるで劇場のように配置されています。これは自分自身でも描ききれないような無数のイメージに満ちた、ひとつの壮大な空想世界の出来事の、一つ一つの場面なのだと長井は話します。様々なモチーフが絶妙のバランスで散りばめられた個々の作品はどれも、ある種の充足感をたたえ、世界が凝縮したような不思議な感覚、そして独特の空間性をもっています。
絵の上は偶然の集まりであると話す長井は、スケッチで成功すると満足してしまう、という理由で下描きはしません。また彼女は描く対象に応じて、それにふさわしい画材を選びます。油彩、アクリル絵具、水彩、色鉛筆、パステル、加えて様々な素材を使用したインスタレーションも手がけます。それによるマチエールや素材の違い、描き込みの程度の違いなどは、個々の要素としてリズムとなり、ひとつの音楽を生んでいるように思えます。彼女の画面には、明確な物語があるわけではありませんが、この音楽を感じる事によって、わたしたちはいつの間にか彼女の物語世界の中に入り込んでいることに気付くのです。

» 展覧会について

本展は小山登美夫ギャラリー京都と、同ビル1FのTKGエディションズ京都、両方の展示スペースを使用して開催されます。季節は冬、昔のどこか遠い場所。登場するのは白熊、イタチ、子ジカなどの動物たちや少女です。それらの動物たちが賑やかに登場する場面、また静寂の中まるで雪の降る音だけが聞こえるような場面など。平面作品だけでなく、壁画やインスタレーションによっても構成され、鑑賞しながらまるで物語の中を進んでいくような展示となります。是非ご高覧下さい。

» 作家プロフィール

長井朋子は1982年愛知県生まれ。2006年、愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻を卒業。現在、東京を拠点に制作活動を行っています。
2006年のトーキョーワンダーウォールにて入選、その後の主な個展に「バラも馬に歌にミドリも庭」(トーキョーワンダーサイト本郷、東京、2007年)、東京オペラシティアートギャラリーでのproject N33(2008年)、「子供と梟と灰色ネコもキラキラの日曜日」(小山登美夫ギャラリー、東京、2008年)、「トッカータの部屋に」(六本木ヒルズ アート アンド デザイン ストア スペースA+D、東京、2010年)などがあります。また、2010年のVOCA展(上野の森美術館、東京)にも出展しました。作品は高橋コレクション、ドイツのオルブリヒト・コレクションなどにパブリックコレクションとして収蔵されています。小山登美夫ギャラリーでは2度目の展覧会となります。