ページのない本



風能奈々
ページのない本
2009

Nana Funo
A Book without Pages
2009

acrylic, oil on canvas
162 x 162 cm

先日、風能さんの作品が清澄に届いたという連絡があり、小山登美夫ギャラリーに実物をみにいきました。展覧会は京都でやっていたのですが、期間中に見にいくことができず、作品が東京に届くまで待っておりました。

実物をみて、これはすごい!
以前小山ギャラリーの6Fで展示があったときから、気になるなぁと注目していたのですが、今回はすごかった。まさに才能が開花した感じです。大爆発です。前回より5倍も10倍もすごくなっている感じです。

作品は、黒でぬったキャンバスに、白い絵の具で、細かに書き込みがあります。全て線で書かれていて、人物なんかも黒抜きになってます。ちょっとこの写真じゃわからないですよね。(実物が届いたら、拡大写真のせます)

まず、162x162cmのキャンバス全体にこれだけ書き込みがあるのでとにかく圧倒されます。細かく見てみると、家があったり、人が踊っていたり、植物があったり、いろんなものが書かれていて、まさにタイトルどおり、すべてのページがつながった(ページのない)一冊の本に見えます。一枚の絵にいろいろなストーリーが存在していて、広くて深い世界を感じさせます。誰がみても唸るようなすばらしいに尽きる作品です。とにかく、すごく気に入りました。大切にいたします。この作品を紹介してくれたギャラリーの方に感謝!

同時に20cm x 20cm小品の写真をみせてもらったのですが、こちらは100個以上あって、全部見るのもなかなか大変。
銀座のほうで展示されるということなので、週末に見にいってきます。
小品もぜひほしいと思いました。