Art is long, life is short.

アートコレクター大石哲之のブログです。僕のコレクションや気になるアーティストの話を書いてます。たまに、そのほかの趣味の話、登山、ワイン、料理などについてお話します。twitterは@tyk97です気軽にフォローください。本業は、本を書いたり、会社を経営していたりします。

パリテイスティング

パリテイスティング風ワイン会 その2 30年ものワイン対決の巻

パリテイスティング風ワイン会の続き。

ついにメインワインをいただきます。
30年たったボルドーとカリフォルニアの対決。
とりわけカリフォルニアのこれほど古いものは飲んだことも見たこともないので、興味しんしんでございます。

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(仏)Pichon-Longueville-Comtesse-de-Lalande 1981
(米)Beaulieu Vineyard  Georges de Latour Private Reserve Cabernet Sauvignon 1982 

まずはみなさんブラインドしてもらう。
結果は、正解4名。
これはなんというか、ぜんぜん方向性がちがいました。
「カリフォルニアのほうは、お爺さんというかすさまじく老いたなんともえない味」「ボルドーはまだみずみずしく長熟さにおどろいた」
といった感想が。
この対決は、全員がボルドーのほうが好ましいという結論に。

私の感想は、
<フランス>
・ラベルがひどくコルクもぼろぼろだったが、中身は健全で一安心。
・腐葉土、ピーマン、木、土といった香りが主体であるものの、果実のニュアンスも残しており、なんという長熟さ。
・おいしい。

<カリフォルニア>
・ラベルもコルクも非常によい状態
・とにかく今までに嗅いだ事のないかおり。嗅いだ事がないので表現できず。
・樽の焦げたにおいが古くなったものが残っている感じで、果実のかおりのようなそうでないような。とにかく不思議な感じでした。
・すさまじい量のオリがボトルにべったり
・別の古いワインをのんでさらなる検証をしてみたくなった

とにかくたいへん興味深い体験でした。

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大根のリゾット フォアグラのソテー添え ごぼうと赤ワインのソース
大根とフォアグラの組み合わせがなんとも不思議。

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仔羊のロースト タイム風味 黒こしょうのソース
うまい。この料理にボーリューを合わせるとなんか意外といける。

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デザート。これは感激。
いちごをペーストしたであろうものにアイスクリーム、その上に卵の白身の焼いたもの。食感、味、ともに大変すばらしい。これはまた食べたい。

というわけで、たいへんおいしい回でした。
また次回も2月に企画されました。たのしみっつ!
 

パリテイスティング風ワイン会 その1 若いワイン対決の巻

昨日は、念願かなっての、パリテイスティング風ワイン会をやりました。
パリテイスティングというのは、ごくごく簡単にいうと、フランスワインとカリフォルニアワインを、銘柄を明かさずに飲み比べするというものが昔々パリで開かれました、というやつでして、100%の人の予想に反してカリフォルニアワインが勝ったという事件です。
ワイン好きの間ではよく知られた逸話で、それ以来、世界各所で飲み比べが何万回とひらかれ、やれフランスだ、やれカリフォルニアだとやっているわけ。ということで、われわれも其れをやってみた次第。

#パリテイスティングの概要はこちらのページがくわしいです
http://www.adv.gr.jp/column/04/index.shtml

場所は、ワイン好きにはありがたやのビストロkifkif。

ワインは次の4つです。

<前座:5年以内の若いデイリーワイン>
(仏)シャトー・ド・ロウガ  キュヴェ・デュ・グラン・ペール 2006
(米)フランシスカン オークヴィルエステート カベルネソーヴィニヨン ナパバレー 2005

<30年たった古い高級ワイン>
(仏)Pichon-Longueville-Comtesse-de-Lalande 1981
(米)Beaulieu Vineyard  Georges de Latour Private Reserve Cabernet Sauvignon 1982 

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前菜。じゃが芋とズワイガニのサラダ フレッシュハーブ風味。

ここで、早速若いワインをテイスティング
ブラインドでやってみました。セパージュはヒントとして公開。
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みなさんの感想は、
「味の違いは明確にわかるが、どちらがフランスでどちらがカリフォルニアのほうが自信がもてない」というちょっとなんと面白いご意見

・カリフォルニアはカベルネ100%だしすこし堅めな味では?
・ボルドーは、メルローが4割はいっているのでむしろフルーティーなのではないか? 

このボルドーも、伝統的な銘柄ではなく、新しい作り手のニューワールドちっくな作り方をしているものなので、いちがいにどっちがどっちとも断定しずらい。

結果、正解2名、不正解2名。見事に半々。

・色が濃いほうがカリフォルニアに違いない

という推測のSさんが大正解でした(笑)

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あれやこれやいいつつ2皿め。
帆立貝のソテーと下仁田ネギのブレゼ ブイヤベースソース


私の感想は、

<ボルドー>
・タンニンはすでにまるく、2006という若いワインなのにもう十分まるくて、とてもおいしい。やさしくやわらかいワイン。
・長く寝かせなくても飲める作り方をしている新しいボルドーの作り手タイプがあるんだと逆の発見。
・最初は、かすかに青い香り、色が薄い。
・時間がたつと違いは顕著に。インクや鉛筆、ハーブ、ユーカリといった香りが際立ってくる。飲み口はミドルからフルボディ。

<カリフォルニア>
・タンニンがまるく、ついだ瞬間からおいしい。素直においしい。
・ボルドーにくらべると少し色が濃い。ほぼ黒い。
・深く香りを吸い込むとチェリー、カシス、ブラックベリーといった黒果実の香りが多く感じられる。
・厚く重層的で、すこし長く尾をひくフィニッシュ。フルボディ。

どちらもすばらしくバランスのよいワインで、非常においしかった。
会場ではカリフォルニアのほうが好きだという意見が多数派。
ふだんカリフォルニア派の私は、逆にこのボルドーがおもしろい。タンニンが丸く若く飲めてみずみずしく、それでいてボルドーの個性をのこしている、 この銘柄は発見でした。

お題目のワインはこれ。検索してみてください。ビンテージにもよりますが、両銘柄とも2600−3000円くらいです。
(仏)シャトー・ド・ロウガ  キュヴェ・デュ・グラン・ペール 2006
(米)フランシスカン オークヴィルエステート カベルネソーヴィニヨン ナパバレー 2005

きょうはここまで、次回は、メインディッシュとメインワイン
30年たった米仏ワインのテイスティングです。

 
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