大石哲之公式ブログ(復活)

経営コンサルタントの大石哲之のブログです。ビジネス書の執筆多数。ビジネスして、ワインを飲み、アートを楽しみ、冒険にでかけよう!「質の高い仕事をして、スローに生きよう」をコンセプトに、仕事を高めるコツと人生を楽しむコツを綴ります。twitterは@tyk2です。フォロー歓迎です。

リーマン予想ほか、最近解かれた数学の難問を解説した本のまとめ

本日NHKスペシャルで、リーマン予想の番組「魔性の難問・リーマン予想・天才たちの闘い」が放送されました。
反響大きく、twitterでもかなり盛り上がってます。
こちらのブログも、リーマン予想を検索ワードにして来ているひともちらほら。

リーマン予想とは、

「リーマンゼータ関数の自明でないゼロ点は、すべて実数部が1/2だろう」

といったものなので、なかなか簡単には理解できない話なのですが、一般向けの良書も発売されており、NHKスペシャルの放映もあって、注目を浴びています。

どうして、注目になっているのか?
ごく簡単にいうと、現在の数学の未解決問題のなかで「一番の大物」だからです。これを仕留めれば確実に歴史に名が残る。名誉だけではなく、数学という学問の進展においても最大の功績を残すことのできる重要な問題なのです。
リーマン予想は、数学の基礎的な部分(素数の分布)に深くかかわり、さらに数学の他の広い範囲と密接なかかわりがあるとされています。


ここ数十年は、あとでも述べますが、何百年も未解決だった問題がつぎつぎと解決している奇跡の年です。
ここ10年くらいでも、フェルマーの大定理、ポワンカレ予想、ケプラー予想といった問題が解決されています。
それでも頑なに解決を寄せ付けず、それでいてとりわけ重要なのがこのリーマン予想なのです。

他の未解決問題のなかでも、リーマン予想は一般のひとでも理解できる数式で書かれており、そういう意味でも、一般の人でもロマンを終える数少ない問題です。残りの未解決問題は残念ながら素人にとっては問題自体を理解するのが困難なものも少なくありません。

リーマン予想は、一般の数学ファンにとってのこされた最後のフロンティアなのかもしれません。

ここでは、一般向けに書かれている、おすすめ本を2冊あげます。

 素数の音楽 (新潮クレスト・ブックス)素数の音楽 (新潮クレスト・ブックス)
著者:マーカス・デュ・ソートイ
販売元:新潮社
発売日:2005-08-30
おすすめ度:4.5
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素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~
著者:John Derbyshire
販売元:日経BP社
発売日:2004-08-26
おすすめ度:4.5
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「素数の音楽」のほうが、より一般向けの本です。数学がまったく分からないというひと向けに書かれていて、数式をあまりつかわず説明がされています。リーマン予想そのものの説明もさることながら、数学の歴史や、周辺の有名な数学上のエピソードなども含まれているので、初心者が読むにはこちらがよいでしょう。とくに数学の知識がなくても、リーマン予想に関する人物の歴史をとおして、数学のダイナミズムを実感することができます。

「素数に憑かれた人たち」のほうは、ややアドバンスド。前者と違い、歴史や人物物語よりも、リーマン予想そのものの数学を追っていく系の本なので、かなり数式がでてきます。log、微積分が何を意味するのか、複素数とかが分かってないと後半は理解が難しいかもしれません。
筆者も前書きに「本書で用いたものよりも初歩的な数学を使ったのではリーマン予想は説明できない。したがって、本書を読んでリーマン予想を理解できなければ、これから先も理解できないであろう」と書いてあります。
ただリーマン予想にまつわる数学を、高校数学レベルで分かるように解説した本は他に類書がなく、その意味で、前提となる数学知識があるひとにとっては、リーマン予想の驚くほど示唆にとんだ内容を「物語」レベルではなく「もっとリアル」に体感できる良書だと思います。
後半、とくにπ関数の値を性格に求めるくだり、J関数や、誤差項の計算をするあたりにはたいへん興奮します。

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一般向けの数学のノンフィクションは、良書がたくさん出版されています。
とりわけ、この分野の先鞭をつけたのは、サイモン シンの、「フェルマーの最終定理」という本でしょう。
もし、数学関連の本を一度も、読んだことがないなら、まず、これ読んでみてください。

とにかく面白い。数学をめぐるあらゆるテーマがつまっており、歴史絵巻、人物絵巻としても面白く、最高の知的興奮が得られます。

どれだけおもしろいかは、他のひとのレビューをみていただければわかるでしょう。正直、私が過去に読んだあらゆるノンフィクションの中で、この本はベスト3に入る本です。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
著者:サイモン シン
販売元:新潮社
発売日:2006-05
おすすめ度:5.0
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また、ここ数十年くらいは、何百年も解かれていないような超難問の数学の身解決問題が次々と解決されているといいいました。
どういう問題があるのか、知りたいとおもうでしょう。
たとえば、有名なものはこの4つ。いずれも長い間未解決だった問題です。

・フェルマーの最終定理
・ポワンカレ予想
・ケプラー予想
・四色問題

このような予想が解かれるたびに、一般向けの解説書が出るというのが現在の流れです。
それぞれのテーマでおすすめの本を上げます。

■フェルマーの最終定理
先ほど書いたサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」が極めつけで、ベストです

■ポワンカレ予想
ポワンカレ予想自体、命題が一般のひとには分かりずらく、「そもそもの予想の内容」を理解するのが大変です。この本は前半は予想の解説にかなり力をいれているので親切です。ただ、後半それをどのように証明したかというところは、はっきりいって著者も細部を追えてないくらい難しいので、雰囲気をつかむくらいということで。
ポワンカレ予想については、そもそも問題が何であるかを理解できるようになるということのほうが重要かもしれません。

ポアンカレ予想を解いた数学者ポアンカレ予想を解いた数学者
著者:ドナル・オシア
販売元:日経BP社
発売日:2007-06-21
おすすめ度:4.0
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■ケプラー予想
別名を、最密充填問題と呼びます。これも何百年にわたり証明されることがなかった問題ですが、トマス・ヘールズ1998年に解かれました。コンピュータープログラムによる証明が提示されたというのも面白い話です。ケプラー予想の本はそれほど多くありませんので、この本一冊で十分でしょう。

ケプラー予想ケプラー予想
著者:ジョージ・G・スピーロ
販売元:新潮社
発売日:2005-04-27
おすすめ度:3.5
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■四色問題
四色問題とは、地図を塗りわける際に、いかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗るには4色あれば十分だという定理です。
これも非常に素朴な予想ながら、きわめつけの難問で、長い間数学者を悩ませてきました。
この問題は、問題が解決されたという事実もさることながら、その証明の方法のほうが世の中を騒がせました。というのも、数学の難問の証明に、コンピューターによる力ずくのシミュレーションが使われたのです。
証明の論文には、コンピュータによる計算結果と、その計算を行うプログラムが添付されたのです。
すべての地図の可能性のある数千のパターンに分類し、その数千をスーパーコンピューターによる1200時間のしらみつぶしのシミュレーションにより、4色で塗り分けるという方法がとられました。
人間の演繹的思考によるエレガントな証明が与えられるべきと考えていた人にとっては、あまり愉快なものではなかったのです。
なお、現在においても、コンピュータを利用しない証明は見つかっていません。

四色問題四色問題
著者:ロビン・ウィルソン
販売元:新潮社
発売日:2004-11-25
おすすめ度:4.0
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■その他ミレニアム問題
数学の未解決問題については、「ミレニアム懸賞問題」というものがあります。ミレニアムの2000年を機に、アメリカのクレイ数学研究所がそれぞれ賞金100万ドルをかけて7つの重要な未解決問題を提示しました。
その筆頭に上げられているのが、リーマン予想。そしてポワンカレ予想です。ポワンカレ予想は前述のとおり、解決されました。しかがって、のこり6つが未解決というわけです。
7つの未解決問題とは、
リーマン予想、P≠NP問題、ナヴィエ・ストークス方程式、ポワンカレ予想、ホッジ予想、ヤン・ミルズ方程式と質量ギャップ問題、バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想の7つです。
リーマン予想、P≠NP問題くらいまでは、予想の内容がなんとなくわかります。ポワンカレ予想もなんとか理解できます。ナヴィエ・ストークス方程式も理解可能です。
それ以外の4つは、問題自体を理解すること自体が困難です。それをなんとか筆者は解説しようとがんばっています。ホッジ予想などは、あまりに高度に専門的でまったく理解できなくくらい抽象的で、他の文献では解説を完全にあきらめています。この本ではなんとかそれを解説しようと努めていて、おぼろげながら何に関する予想なのかくらいはつかめますので、貴重な文献です。




興奮する数学 ―世界を沸かせる7つの未解決問題―興奮する数学 ―世界を沸かせる7つの未解決問題―
著者:キース・デブリン
販売元:岩波書店
発売日:2004-08-26
おすすめ度:4.0
クチコミを見る

 
 また、未解決問題ではありませんが、群論という非常に面白い数学の分野があります。モンスター群といわれる巨大な数の話を含む、有限単純群の分類という問題は、人類が成し遂げた知的偉業のうち最大級のレベルのものといわれるほどのすさまじいものです。

群論は、これまたとても抽象的なので、なかなか一般向けの本はありませんでした。が、相次いで、良書が翻訳されましたので、興味のあるかたは、ぜひ呼んでみてください。
群論の本については、こちら「シンメトリーとモンスター」のエントリーを参照ください。
 

アクセンチュアOB・OG会12周年オフ会

今日は、私の古巣であります、アクセンチュアのOB・OG会が開かれました。12周年ということで、今年は300名超のOBOGが参加し、パネルディスカッションなども開かれました。

企業のOBOG会?定年退職者の集まりですか?
と思うかたもいらっしゃいますので、説明しますと、
アクセンチュアというコンサルティングの会社を退職した人があつまっています。この企業は定年まで勤めるひとはいませんので、皆さん30代、40代、なかには50代、という感じです。

中途退職者がグループを作って交流するなんて、日本の企業では想像ができないと思いますが、そういう企業もあるんです。

OBOGは、アクセンチュアを退職後、様々な業界・企業に転職してちらばっており、強力なビジネスネットワークが形成されています。

さて、懇談会に先立って、パネルディスカッションが開催されました。
4つほどテーマがあったのですが、「21世紀のグローバル人材」のテーマのところを拝聴しました。

いくつか印象に残ったコメント

コーン・フェリーのヘッドハンターの方の話、
「(すくなくともIT業界では)アジアパシフィックのヘッドの人材として、日本人を据えるという感覚はまったくない。日本にはそういう人材がいないというのが共通認識」
日本人はグローバルなヘッドハンターからは無視されている。

外資保険業の人の話、
「従来の延長、改善が得意な人材ではなくて、大きくビジネスを変えられる人材が求められている。たとえば、イスラム圏で保険ビジネスを成功させられるようなひと。グローバル企業のトップリーダーとして経営層に入ってくる人間は、そういうことができるひと。なので、日本人は出世対象になってない」

「日本人が外に出て行くという話ばかりですが、グローバルな人材を受け入れることができるか、という視点も大事」

という話もでて、実際に部下が全員外国人とか、中国・インドとビジネスしている方の話などがありました。

しかし、このパネルディスカッションなのですが、見たことのない光景がありました。

というのは、パネラーの発言が一通り終わると、途中から、客席のひともどんどん発言し始め、会場全体でディスカッションになったということです。
普通のパネルディスカッションですと、質問ないですかー?と司会のひとが聞いても、ぽつりぽつりとあるだけで、質疑応答は盛り上がらないことが多いのですが・・・
本パネルでは、客席側から自分の意見をのべたり質問する人ばかりで、その質問にパネラーが答えるのではなく、別の客席のひとが答えるという展開。会場全体でパネルトークをしているような感じになりました。


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その後は懇談会でした。懐かしい方ともお会いできました。
しかし、アクセンチュアのOBOGのパワーにはいつも圧倒されます。
このOBOG会に参加するたび、アクセンチュアに入社したのは最良の選択だったなと思いますね。
また来年楽しみです。

 

11/12のつぶやき

Thu, Nov 12

  • 00:17  そうそう、リムーブが増える。でもつぶやきたくてたまらずつぶやいでしまう罠 RT @miho_jp フォロー増やす弊害としては自分のTLの流れが基準になってつぶやきが自然に増えすぎてしまうこと。「この速さなら言える」という実況感覚だと、ものすごい勢いでリムーブされるw
  • 00:41  . @koshido とTwitPadなう http://twitpad.jp
  • 00:46  やってみました。無理やりな出会いを演出する感じがすごいですね RT @miho_jp ちょっとログインしてみたけど実名だと参加しづらい Link: TwitPad|Twitterユーザー限定のランダム2ショットチャット http://ow.ly/BmM3
  • 00:49  ためしに話してみたひとが、なんと私の著書を買っていただいた方だった。なんという偶然。しかしこれは強制お見合いみたいで、不思議な空間 >Twitterユーザー限定のランダム2ショットチャット http://ow.ly/BmM3
  • 01:32  さてきょうはもうねます。おやすみなさい
  • 14:31  自身のブログのログを見ると、tumblrからきているひと多い。
  • 18:20  上海ではtwitterは規制中のようです @retz 今、上海にいます。中国では政府当局規制によりTwitterサイトは見られません。でも、HootSuiteからは閲覧と投稿ができるみたいですね・・!
  • 18:21  上海ではtwitterは規制中のようです RT @retz 今、上海にいます。中国では政府当局規制によりTwitterサイトは見られません。でも、HootSuiteからは閲覧と投稿ができるみたいですね・・!
  • 18:22  RT @RikyuGozen 「良い日はない、悪い日もない」という原則に基づいて、経営を行わなければならない by ポール・アルバレス
  • 18:31  Facebookはだめなんだよね、確か。 Tumblrは? RT @r_kimura 私も知人が上海にいますが、TwitterもYoutubeも見れないと聞きました。Flickrは見れるそうです。(via @retz)
  • 18:37  ちょっと前の記事だけど国防総省がtwitterほかソーシャルメディアの力を実験する記事。国防問題と捉えて研究すること自体、さすがと思った。中国当局もいろいろこういうの取り組んでそう http://bit.ly/35vYJH
  • 18:47  逆のケースもあるようです RT @lain_the_wired 日本から中国のサービスに接続するのも規制が有るかもしれません。前日まで見れてた中国の掲示板が突然見ることができなくなっていたり 2分前 Tweenで
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「犬のおまわりさん」をロジカルに考えすぎた・・w

近くのスーパーにいったら、「犬のおまわりさん」が流れていた。
誰もが知っている童謡なのだが、あらためて聞いたら衝撃だった。
犬のおまわりさんというからには、おまわりさんの歌だとおもったら、まるで違ったからである。

歌詞を詳細にみてみよう。
迷子の迷子の 子猫ちゃん
あなたのおうちはどこですか?
おうちをきいてもわからない
名前をきいてもわからない

ニャンニャン ニャニャーン
ニャンニャン ニャニャーン

泣いてばかりいる 子猫こちゃん
いぬのおまわりさん 困ってしまって
ワンワンワンワーン ワンワンワンワーン
というものだ。
この曲のタイトルは「犬のおまわりさん」だが、犬おまわりさんという言葉が出てくるのは、なんと最後から2行目である。それまでは、子猫が中心に話がすすむ。
子猫が迷って困っている描写がつづき、最後になって、いきなり「犬のおまわりさん」というフレーズがでてきて、一気に視点が移動して、ワンワンワワーンとなってしまう。

曲をきいていると「犬のおまわりさん」という単語が突如あらわれるので、とてつもない違和感がある。
いったい、どこから犬のおまわりさんがあらわれたのかという感じである。

受験問題風にしてみればわかる。

問1 この歌詞に主題をつけるとすれば、もっとも適当なものはどれか?

ア 犬のおまわりさん
イ 迷子の子猫さん
ウ 子猫物語
エ 親切なおまわりさん

※受験問題において、主題というのは、その文章が中心にしている話題のことである。

【正解と解説】


迷子の子猫さんがもっとも主題をあらわしている。この歌詞においては、子猫が迷子になった場面が一貫して描写されている。
描写の視点はお回りさんからのものとらえれなくもなく、最後に「ワンワンワワーン」とあるので、アの「犬のおまわりさん」を選びがちだが、「ワンワンワワーン」は、嘆き通して、子猫の困った様子がさらに強調されているのであって、全体としてみれば、子猫が迷子である様子の描写が歌詞においてもっとも伝えたい主題である。
よって、イ「迷子の子猫さん」が適切。ウ「子猫物語」は、猫を主題にしている点はただしいが、イにくらべて焦点がひろがりすぎており、主題とはいえない。エ「親切なおまわりさん」も同様である。

5点。





 

11/10-11のつぶやき

Wed, Nov 11

  • 01:04  ブログ更新。最近かった陶芸作品について書きました http://bit.ly/3m5e4I
  • 03:01  ペットボトル入りボージョレ980円。petで物流費を抑えるのは賢い策。現地じゃ300-500円くらいのものが、空輸されて2500円とかになっている。その証拠に、同じ銘柄が船便で輸入すると900円くらいだ。http://bit.ly/aoIu2
  • 03:07  今頃寝る人、もう起き始める人。分かれ目タイムw
  • 03:08  私は今頃寝る人。もう寝ます。
  • 16:45  【ワイン】これかいました。ピノ・リポート最高点のオレゴンで7000円代はかなりお買い得。http://bit.ly/4pZYeY
  • 18:52  ブログ更新。外国で振り込め詐欺が流行らない理由 http://bit.ly/49i0rU
  • 19:39  明日って天皇陛下即位20周年祝賀会のようですが、世間はお休みなんでしたっけ??すいません世の中の事情に疎いw
  • 20:05  はやりそうでしたか。まぬけな質問に丁寧にお答えいただきThanks RT @ryoudon: いいえ、平日ですー RT @tyk2: 明日って天皇陛下即位20周年祝賀会のようですが、世間はお休みなんでしたっけ??すいません世の中の事情に疎いw
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Tue, Nov 10

  • 00:00  答えを与えてくれる「名言」を聞いて心地よくなるのではなく、問いを与えてくれる「迷言」を聞いて苦しもう。
  • 00:07  ブログ更新。自転車の盗難にあった話。 http://bit.ly/BJ630
  • 00:45  さて今日はおやすみなさい。またあした。
  • 11:34  下から2行目。個人の個別救済のために、法律を特定の個人に適用しないと定める法案が提出できるらしい。しらんかったが、びっくり。 http://bit.ly/1NvHor
  • 13:33  データ上で生き続ける親という恐ろしい話があったけど、まさに実例がでた http://bit.ly/1txmrI 元ネタ> http://bit.ly/wIBOd
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外国で振り込め詐欺が流行らない理由

警察庁は2009年11月9日、全国の「振り込め詐欺」の認知・検挙状況を発表した。それによると、10月は撲滅強化月間だったにも関わらず被害額は前月比約4割増の約9億円。このうち、「おれおれ詐欺」は5億7千万円で63%だった。09年1月から10月までの認知(既遂)件数は6138件で、被害総額は約82億円。
振り込め詐欺が、いまだに、月間で9億円もあります。
被害総額82億円を件数の6138で割ると、一件の詐欺につき133万円という計算です。一件、133万円とは、何度考えてもびっくりする額です。

これだけ振込み詐欺に中止するよう働きかけがあるのに、一向に被害は減りません。どうして、こんな変な詐欺が横行しているのか不思議です。
アメリカやヨーロッパでは、振込み詐欺の手口が広がっているという話は聞いたことがありません。どうも日本ローカルの詐欺手法のようなのです。

これは、日本人がだまされやすいのか?
と思っていたのですが、タネが分かりました。仮説ですが。

キーワードは小切手

日本人にはまったくなじみのない小切手ですが、
アメリカや、ヨーロッパ、アジアだと香港やシンガポールがそうなんですが、決済には小切手を多く使われています。
個人でも簡単にChecking Account(小切手が振り出せる当座預金)を作ることができ、小切手帳が発行されます。個人小切手が普通に流通しています。

小切手ですが、振込みするよりも、便利で安全です。
どこかにお金を送りたいとき、小切手に相手の宛名と金額・サインを書いて、あとは普通郵便で送ればいいのです。
実際、海外の会社からの支払いなどは、普通の郵便に小切手で送られてくることがあります。

普通に郵便でおくってきて、盗まれたらどうするんだ!
と最初はおもったのですが、どうやらかなり安全のようなのです。

小切手の一般的なイメージは、小切手を持ち込んだひとなら誰でも換金できるというものですが、これは「持参人払」という小切手で、現在はこのような危険な小切手は通常流通していないし、銀行側も受け取りを渋ります。

通常使われる小切手は、

・受取人を指定
・銀行口座入金のみ

というものです。

受取人を指定というのは、小切手の受取人の欄に書かれてる名前なり会社しかその小切手を受け取っても換金できないということです。
途中で盗まれても、第三者にとっては換金できないので紙切れなわけです。

銀行口座入金というのは、なりすまし防止です。小切手を現金にして受け取ることができず、いったん銀行口座に入金となります。つまり、お金を受け取るには、受取人の欄にかかれた名義で、銀行口座を開設している必要があり、その口座への入金という形でしか、現金化ができないのです。

こういう仕組みであるため、小切手で支払えば、第三者が悪用するということは少なくなります。
もちろん、受取人や金額を書き換える小切手偽造詐欺がありますが・・。ただ、クレジットカードの詐欺と同じく、小切手には通常保険がついておりますので、その点、ミスったら全額被害になってしまう振込みとはだいぶちがいます。

欧米では振込みはまったくないのか?
もちろん欧米でも、振込みに相当する、Electric Transferという機能はあります。ただ、欧米の人は、振込みをあまり信頼していないひともいるようです。

振込みは、その瞬間に現金が移動してしまう。振り込んだ5秒後に現金は完全に移動してしまいます。組み戻しといって、振込みを無効にすることもできないことはないのですが、現金を引き出されてしまった後や、他の銀行にさらに振り込まれてしまった後では無理です。
つまり、あとから詐欺とわかっても、取り返す手段がまったくないわけです。

Electric Transferは、かなり普及していますが、
日本のように他行に対しては簡単にはふりこめず、書面にて事前の送金先登録をして、登録したところにしか送金できないという仕組みが一般的です。
日本にある銀行でも、シティバンクなどがそうなので、シティに口座があるひとは、めんどうくさいな、とおもいつつ使っているはずです。
欧米の銀行はセキュリティ重視です。

小切手で送金することで、振込み詐欺が防げる理由は、いくつかあります。

1) 小切手は、自分で書かないといけないので、(振り込め詐欺の手口のように)還付番号やパスワードと称して機械操作を促し、相手の口座番号や金額を入れる手口がつかえない。

2) 小切手に記載した相手しか現金化できない。詐欺犯の名前を書くわけにもいかない。たとえ詐欺犯の名前の小切手が振り出されても、詐欺犯本人の銀行口座にしか入金できない。どうしても足が付く

3) 小切手は、あとから無効にできる。詐欺だと気づいたら、小切手番号を銀行に連絡すれば、その小切手を無効にすることができる。無効になった小切手はもちろんただの紙切れ

4) 小切手の決済にはタイムラグがある。そもそも、相手の名前や金額を小切手に書いている間に、おかしいと気付く。

5) 100万円を超えるような個人小切手は、通常即時入金(買取)というわけにはいかない。取立てにまわされて、数日時間がかかることもある。その間に、小切手をキャンセルしてしまえばいい。

このように小切手を利用すれば、多額のお金でも安全に持ち運べます。振込みのように、1発ミスったら即時に相手にお金がわたってしまうということがなくなります。

小切手はめんどうくさいシステムだと思っていましたが、根強く残っているには、それなりの理由があるということがわかりました。


吉村昌也のぐい呑み

先々週は、東京のあちこちでアートイベントが開かれ、さながら秋のアートウィークという感じでした。

特におもしろかったのが、銀座界隈の現代ギャラリーをめぐるツアー。無料のバスが巡回し、各ギャラリーでは、ビールが無料で振舞われました。

このビールがまた旨い。COEDO(小江戸?)という銘柄で、埼玉あたりで作っている地ビールだとか。ホワイトビールから、濃厚なものまで5種類あり、無料をいいことに全種類飲んでいるうちに完全酔っ払ってしまいました。

特になにか買うつもりはなかったのですが、最後に訪れたTKG Editionsでの吉村昌也粉引展で衝動買い。

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吉村さんは、茨城県笠間市に工房を構え、35年間粉引一筋の作陶
生活を続けている作家です。 

作品は、白い上薬がきれいにかかっており、純粋かつ、温かみのあるものです。また、吉村さんご本人曰く、観賞用のものではなくあくまで実用として使っていただくことで生きる作品とことでした。

上薬に細かい割れ目がかなりあり、中に入れた飲み物がそこから染み込み、時間をかけてよい景色をつくるそうです。

吉村さんはとても気さくな叔父様という感じで、楽しくお話いたしました。
酒の話で盛りあがり、「酒飲みにしかいいぐい呑みはつくれない」という説得力のある言葉にもほれ込んで、ぐい飲みをひとつ購入しました。

早速ですが、家でお酒を飲むのにつかっています。

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吉村粉引は一度つかうと手放せなくなるとのことです。
純粋な白色、手になじむ形、淵が薄く口当たりのよい感じ、たしかにすばらしい器です。
よい器でお酒を飲むと、何倍もお酒が美味しくなりますね。

なんでも、桐箱にいれて、ぐい呑みを持ち歩いているファンのかたもいらっしゃるとか。
マイぐい呑みでお酒を飲むというのもなんとも粋ですね。
私もちょっとマイぐい呑みを試してみようと思います。

吉村昌也 展は、銀座のTKG Editionsにて、11/14まで開催中です。
 

11/9のつぶやき

独立行政法人の年俸1500万以上ポジションの話でもりあがった一日

Mon, Nov 09

  • 13:07  来年の4月青梅の山を走るトレイルランレースにエントリー。最近は人気でするエントリーが締め切られてします。マラソンブームですけど、山を走るトレイルランもおもしろいですよ。 http://bit.ly/31ZdQy
  • 13:21  1500万ポジションがずらり・・信じられん RT @j_the_journal 民主党政権が天下り人事をやめたことで、独立行政法人の役員を公募してます。 年収1500万以上の公募もたくさんありますよ! http://bit.ly/2kLxCp (via @ytsuji2001)
  • 13:32  しかも、計50名の1500万ポジションへの応募状況をみると、1名とか2名とか・・この市況なのにこれまた信じられない。ポジション> http://bit.ly/3Z8fJO 応募状況(pdf) > http://bit.ly/2mgu8b
  • 13:33  1500万ポジションがこんな政府広報くらいでまともな人がとれるはずがない。山師みたいな人しか集まらず、結局経験ある官僚を引っ張ってこないといけなくなるんじゃないか。ちゃんとヘッドハンターに頼んだほうがいいんじゃないだろうか・・・。
  • 13:37  1500万x50名なら、仕事があがったりのヘッドハンターが嬉嬉としてやるとおもうのだが。そうか・・公募しないといけないからヘッドハントはだめなのか・・orz
  • 13:42  民間だと、1100-1200万くらいのイメージの仕事だな。300万くらい高い気がする。さらに2年間の人気の後、退職金が3000万くらい出たりするのだろうか。
  • 13:44  しかし、公募して外部から人を採った分、天下り予定の公務員のくびが切れるわけではなく、つまり1500万x50人=7億5000万円の人件費が増えたわけだ・・。
  • 14:02  RT @hoya_t @tyk2 給料半分にして定員2倍にした方が雇用が増えていいのでは。
  • 23:58  世の中の「名言」って聞こえのよいなるほどなあと思う言葉が多いけど、常識を混乱させ聞いたほうが考えこんでしまう「迷言」のほうが(僕にとっては)深い気づきを得ることが多い。
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自転車の盗難にあうも、防犯登録についての疑問は増すばかり

朝起きたら、家の前にあった自転車がなくなっていた。
もっていかれた、と感じた。

盗難届けを出してみるものの、自転車なんて早々見つかるわけがない。
結局何も連絡なく、見つかっていない。

盗難にあってから、1ヶ月ほどたつが、不便でしかたがないので、近くのホームセンターで新車を購入することにした。

最近自転車は安いもので、8000円で購入できた。

その際に、「義務です」といわれて登録したのが防犯登録だ。
要するにこれは自転車の中途半端な登記制度で、盗まれたときに誰のものかを判別するものである。
この登録料が500円もする。本体価格の6.25%もするのである。
わずか8000円のものを買うのに、500円も登録料を取るとは何かがおかしい。

さらに、この制度は機能していなさそうだ。自転車なんて大量に盗まれているし、放置自転車も大量にあるし、いちいち登録者をみつけて連絡なんてことをしているのだろうか。
実際私の自転車もまったくみつからない。

むしろ、防犯登録によって、自転車所有者が被害にあうケースもある。

たとえば、警察の問答無用の自転車に対する職務質問だ。
このまえなど、大通りの4隅に4人の警官が鎮座していて、かたっぱしから自転車を止めていた。

このときに、防犯登録の住所と、あなたの住所が違うと、窃盗犯の容疑がかけられて、一日中警察署でひどい目にあうことになる。

自転車を友達から譲り受けたりした場合も要注意だろう。防犯登録は友人の住所になっているかもしれない。そんな自転車を乗るということは、窃盗犯の疑いをかけられる確率を極大化する。

警察に友人から譲り受けたといっても、容易に納得してもらえないし、その友人に連絡が付かなかったりしたら、完全にアウト。連絡つくまで警察に身柄を拘束される。

自転車を譲り受けるときは、自衛のために、譲渡証明書を作っておこう。
そして、すぐに防犯登録をしなおすこと。

ところで、防犯登録だが、義務ではなかったのが平成6年から義務化されたようだ。
ただ、義務だが罰則はないので、登録しなくてもよい。
しかし、登録しないとどういうことになるのか。

防犯登録のない自転車に乗っている>自動的に窃盗犯扱い
>登録ない自転車は盗難車と断定される

ということになり、やっかいなことになる。
実例はここのブログを参照

しかも、購入レシートがないと後から防犯登録できず、登録を申し出た時点で窃盗を疑われる。
やっかいなので、処分しようにも、盗難車扱いだから、だれも引き取らない。

購入レシートを紛失しただけで、盗難車を永遠に所有することとなり、常に窃盗犯の容疑がかかる。

防犯登録は、窃盗犯から自衛するためではなく、警察から自衛するために払う500円で、つまりは警察のみかじめ料みたいなものなのである。

防犯登録だが、世の中の実情とまったくあっていない制度だ。

自転車が高級だった時代は、個別登記というのもありだと思うのだが、日本の自転車の所有台数は、自転車産業振興会によると19年度で全国で7000万台を超えており、自転車の単価も安ければ8000円程度だ。

8000円というのは固定資産にもならないし、その程度の額のものを登記しないといけないというのは、おかしな話だ。


知らなくても平気でいる勇気

昨日は、楽天マリッジのプロデューサーと、携帯コンテンツ会社の社長と会食しました。

ヤンキース松井の話になりました。
ワールドシリーズMVPですよ、といったところ、その社長、
初めてMVPということを知ったようです。
これだけ世間で騒がれていながら、関心ない様子。

「野球はわかりません」

というので、どのくらいのレベルか試しに質問をぶつけると

松井稼頭央・・・しりません
小笠原・・・しりません
田中まー君・・・しりません
クロマティ・・・クロマティ高校のモデルの選手ですよね
江川・・・知ってました

サッカーについても聞いてみます。

私もサッカーが分からないのですが、知っている5人の選手の名前を挙げると、

中田・・・知っていた
カズ・・・知っていた
トゥーリオ・・・・しらない
中村・・・しらない

彼は、ほかにももう一名の名前を挙げたのですが、こんどは私が知りませんでした。サッカーだと、彼と私の知恵をあわせて5人しか名前がでてこなかった(苦笑)

驚くべき知識の少なさですw

「でも、自分が関心がないことを、世の中にあわせていろいろ追っかけても意味がない。」

こちらの社長、詳しい分野は異常に詳しい。もちろん仕事の携帯コンテンツの市場については詳しいですし、今年は10回以上海外に訪問して、アジア市場についても調べてきたそうです。
ほかにも、自分でやるスポーツは詳しい。トレイルランレースなどの情報に詳しい。
トレイルランレースなんて、日本ではニッチ中のニッチですが、彼はそれに関心があるので、深く知っています。

私が言いたいのは、

広く浅く、一般的な知識を幾ら知っていても仕方がない。それでは何も勝負できない

勝負できる分野を持たないと。狭くていいから、勝負できる分野を。

特に、芸能や、スポーツ、ドラマ、などは、
一通り押さえておこうとおもって、追っかけるけれども、
流行の話題などは知っていても知らなくても、あんまり関係ないのです。知っていればなにかの役に立つかもしれませんが、たぶんそれは雑談に役立つ程度でしょう程度でしょう。

流行の分野でもいいけど、たとえば、フィギュアスケートを話すなら、ルッツとフリップがどう違うかくらいに及ばず、演技のなかでアクセルは何回いれないといけないとか、基礎点数はいくらだとか、採点方法やルールについても分かってないと、人になるほどと思わせる話は、何も語れません。

深く追いかけるというのはなかなか大変だと思うのですが、興味のある分野が1つ2つあるはずです。趣味でもなんでもいい。自分がのめりこめて、自然と「もっと知りたい」とおもう領域を、どんどん突き詰めていったほうが「勝負できる知識」になります。
そのためには、世の中の流行の話題に追いつこうとする時間を捨てることも大事です。

知らなくても平気でいる勇気

流行のことをしっていなくても、まったく恥ずかしがる必要はありません。堂々として、僕には関心がないと言い切ってしまえばよろしい。そして、自分の関心がある事柄について、誰よりも深すことができればよろしいのです。

-------
追記)自分の専門分野だけしっていてもだめだという指摘がありました。そう読まれたら私の文章力不足。もちろん自分がかかわる仕事の知識は広く知っていて、さらに深みのある幹もつくるというT型の知識が理想。
ここで言いたいのは、 ほかの人が話題にしていることを、追っかけるだけの時間のこと。それに時間を使うより、勇気をもって、自分の関心領域を深めることに時間をつかうといいよということです。 

玻南ちゃんどころではない!戸籍名をCutoutDissection.comに改名?

先のエントリで、玻南ちゃんが名前として受理されないという話を書きましたけども、アメリカでは逆の意味でもっとすごいことになってます。
小耳にはさんだ人もいるかもしれません。アメリカで、本名を.comに改名して認められているという話です。

たとえば、こんな事例があります。
アメリカ合衆国ノースカロライナ州アッシュビル出身、バージニア州に在住の女性が自分の戸籍名をCutoutDissection.com(カットアウト・ディセクション・ドッド・コム)にする改名を行ったことが判った。
改名前の名はジェニファー・ソーンバーグ。2008年10月に解剖実験に反対するため、反対を表明するホームページに繋がるURLに変更した

バージニア州の動物保護活動家Karin Robertson(カリン・ロバートソン)は、雇用者である「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals)」のウェブサイトへの注意を引くため、
2003年、合法的に「GoVeg.com」に改名した。
同会の他の活動家たちも、個人名を「.com」を含むウェブサイト名に変更した。
たとえば、「Kentucky fried cruelty.com(ケンタッキー・フライド・残酷.com)」、
「Ringling beats animals.com」などである。

さらに、

・苗字なしの、"They"さん。

なんてのもあります。
日本で考えたら絶対にありえない名前です。

「商売繁盛ドットコム」さん

 商売繁盛が苗字で、ドットコムが名前

とか、

「グリードットジェーピー」さん

 グリー苗字でドットジェーピーが名前

とか。

絶対ありえないと思うのですが、これがアメリカでは認められています。
※アメリカは州ごとに決めているので、正確にはアメリカのどこかの州

逆にアメリカでもNGなのは、

・1069

名前は数字であってはならない、というのが理由です。
もはや理由が常識を超えています。

この話を聞いて、私が思ったのは、禁止に関する考え方です。
禁止に関しては、ホワイトリストと、ブラックリストという2つの考え方があります。

ブラックリストというのは、原則はなんでも全部OKにして、「NGなもの」を決めるという考え方。
電話の着信拒否みたいなものです。
誰でも電話はかけられる。ただし、問題がある人は個別に「拒否」して、かかってこないようにする。これがブラックリストとか、ブラックアウトの考えです。

法律を調べたわけではないので、憶測になってしまいますが、アメリカの名前の事例は、ブラックリスト的な考え方に基づいていそうです。
基本的に自分がどういう名前を名乗るかというのは、個人の自由であって、それを最大限尊重する。
だが、それだと行き過ぎるので、個別にだめなもの(数字は名前でない)といったものを規定する。
ブラックリストにないものは、原則認める。という方式。

このブラックリスト方式の場合、リストにないものは、役所は許可しなくてはいけない。つまり、.comみたいなびっくりする名前も許可がでるんですね。アメリカ社会でいろいろ驚くべきことが起こるのはブラックリスト的な考え方に基づいている仕組みが多いからでしょう。

一方、ホワイトリストというのは、原則的は全部禁止にしてしまう。最初は全部NG。電話で言うと、だれも電話をかけられない状態。そこで「ホワイトリスト」に指定したひからだけ電話を受け取れる、というものです。

前回の話の玻南ちゃんも、ホワイトリスト的考えです。
原則を、全部禁止のほうにおいていて、
「社会一般的につかわれている漢字=ホワイトリスト」
が使われている場合のみ受け付けるという考えです。

まとめると:

「やってはいけないこと」を決めるのがブラックリスト
「やっていいこと」 を決めるのがホワイトリスト

です。

これは、小学校の遠足の話でも出てきます。

バナナはおやつにはいりますか?

おやつに入らないものを決めるのがブラックリスト式。アメリカだとそういうルールが多そうです。
そういうルールだと、おやつにでっかいケーキをもってきて、みんなに配ったりしても「クリエイティブ」ということになります。


一方ホワイトリストは、おやつで許されるのは何かをすべて列挙する。許されるものを全部書き出すので、リストは大量になるし、原理原則に立脚するというより、個別判断になりがち。
判断は先生が決めるわけです。

これを行政に当てはめると裁量行政になります。原則全部禁止で、やっていいことだけを役所が個別に取り決める。何がやってOKかは、役所の裁量と胸先三寸しだい。これのさじ加減で、業界をコントロールする。

名前も、バナナもそうですが、この手の問題がおきたとき、どういう考えにもとずいているのかを、分析して一段深く読み解くと、面白い見方ができるようになるとおもいます。

2009/11/4のつぶやき

本日より、twitterのつぶやきをまとめて掲載することにいたしました。
@コメントは、削除してあります。

 

日経産業新聞11/4 「仕事に効く読書術」でコメントが掲載

11/4日経産業新聞の18ページ
「仕事に効く読書術」
という記事で、取材を受けたものが掲載されました。

新刊の「ロジカルシンキング・リーディング」の内容を元に、仮説思考での読み方、常に考える読書、などについてコメントしています。

・受身で理解するな
・議論ふっかけて深く読む
・自分なりの仮説をもって読書に臨む
・常に考える読書法
・大人買いのススメ

といった感じです。

日経産業新聞を購読されているかたはぜひご一読いただけますと幸いです。

 

玻南ちゃんダメ?名前受理されず最高裁へ

玻南ちゃんダメ?…名前受理されず、最高裁へ

戸籍法は、名前に使う漢字は「常用平易な文字を用いなければならない」と定めており、市は、「玻」が常用漢字や人名用漢字にないことを理由に、出生届を受理しなかった。
またもや名前のニュースですね。
この常用漢字というのは恐るべきものでして、

常用漢字(じょうようかんじ)は、現代日本の漢字であり、文部省国語審議会(現文部科学省文化審議会国語分科会)の政策による「当用漢字」の後継。1981年10月1日に昭和56年内閣告示第1号「常用漢字表」の「本表」により発表された漢字使用の目安。「法令・公用文書・新聞・雑誌・放送等、一般の社会生活で用いる場合の、効率的で共通性の高い漢字を収め、分かりやすく通じやすい文章を書き表すための漢字使用の目安」(答申前文)を示す。1945字からなる。
 
とあるように、1945字しかないわけです。
だれでも読めるようにと考えられている、新聞などがこれを守る分にはよいとしても、名前というのはごくプライベートなものですから、なにも、そんな制限をもうけなくてもいいんじゃないかとおもいます。

現在パソコンでつかわれているJIS漢字(S-JISコード)は、つぎのように1万字以上もあるわけです。
一般人がカナ漢字変換で表示できる文字が1万以上あるのに、わずかその1/5の2000字程度しか名前に使えないというのはちょっとおかしいですよね。

制定年第一水準漢字第二水準漢字第三水準漢字第四水準漢字非漢字合計
2004年2,965字3,390字1,259字2,436字1,183字11,233字

そもそ、人名はプライベートなものですし、
役所のITシステムや住民票システムで漢字が表示できないという問題ならともかくとして(現在だとITで登録できないと存在できないですからね)、こうやって現に画面に表示できる・・「玻」・・漢字は全部使用できるとしてしまってもかまわないのではないでしょうか。

新しい政権になって、こうした慣習も柔軟になってほしいものですね。

ところで、
Unicodeなどは、世界中のあらゆる文字を単一の体系であつかうという考え方のコードで、古代エジプトのヒエログリフなどもコード化していますし、楔形文字や、その他もう使われなくなった文字も取り込んでいます。当然使われなくなった漢字も含まれています。

戸籍・住民票システムをUnicodeで管理するなら、極端な話、べつにどんな文字つかってもいいっていう考えもあります。ただのコードなわけですから。名前をヒエログリフで綴ってもコード上は管理できるわけです。

もう文字がどうだとかいう話を捨てて、ユニコードで何番という指定で登記するほうがいいかもしれませんw


朝日新聞「あの人とこんな話」にインタビューが掲載、「知の借り物はだめである、 徹夜しても自分で考えろ」

本日11/2の朝日新聞の「あの人とこんな話」に私のインタビューが掲載されましたので、お知らせいたします。
ウェブにも、紙面とまったく同じものがでてますので、ご高覧くださいませ。

知の借り物はだめである、
徹夜しても自分で考えろ。

あの人とこんな話 11/2 大石哲之

このコラムは、毎週、仕事にまつわるテーマで、経営者、アーティスト、俳優、歌手などいろいろな方の話を取り上げる記事。
長年続いているとのことで人気コラムだとのこと。
インタビューでは、プロフェッショナルの仕事への姿勢、仕事ってなんだ?といったことをお話しました。

また、バックナンバーには、水野 敬也 さん小室 淑恵 さん土井 英司 さん若槻 千夏 さん立川 談四楼 さん、などいろいろな方が登場しています。みなさん面白い!


 
問い合わせ先

大石哲之(おおいし・てつゆき)


このブログは、大石哲之の個人的なブログです。
主に著作関連、書評、個人の主張、趣味などをあつかっております。

<注記>
このブログは、大石哲之個人の著作・言論活動のためのものです。法人(ティンバーラインパートナーズ)のサービス・事業内容とは関係ございませんのでご注意ください。

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